料理

スイカの皮でつくる漬物(夏バテ予防)

こんにちは,ビシカです.

夏になるとスイカを食べる機会が増えると思いますが,そのスイカの皮を使った漬物(中華漬け)の作り方を紹介したいと思います.

スイカの皮には,リコピン,βカロチン,カリウム,そして美容成分「シトルシン」が含まれています.

リコピン:
油溶性.アンチエイジングのための抗酸化力が強力で,シミやそばかす,しわといった肌トラブル予防になると期待される

βカロチン:
油溶性.ビタミンAとして機能し,肌トラブルやがんの予防になると期待される

カリウム:
血圧を下げる効果,むくみの解消,利尿作用など

シトルシン:
スーパーアミノ酸とも呼ばれている、アミノ酸の一種.
血流改善,疲労回復,むくみや冷えの改善,筋力・精力の増強効果,美肌に対する効果などが期待されている.

それでは,スイカの皮の漬物を作っていきましょう.材料は以下の通りです.

用意する材料(スイカの皮1/4に対して)

●スイカの皮 一番固い部分を切り落とし,食べやすいサイズにカット
●米酢    大さじ3
●しょうゆ  大さじ3
●砂糖    大さじ3(甘いのが苦手な人は少なく調整)
●ごま油   大さじ1(ごま油の香りが好き嫌いで小さじ1/2~大さじ3程度まで調整)
●炒りごま  大さじ1(白でも黒でもOKです)
●生姜      少々(千切り,苦手な人は無くてもOK)

 

漬物瓶は大きく場所を取りますので,漬物瓶の代わりにジップロックでもOKです.その際は,しっかりと封をしてください.

漬ける時間は30分~1日程度でOKです.つける時間が長いほど,調味料が染み込みます.

中華漬けが苦手な方は,たとえば「べんりで酢」(トキワ)のような合わせ酢単品で漬物を作っても良いと思います.漬ける時間は中華漬けと同じです.

スイカもキュウリもウリ科ですので,漬物にするのが面倒な場合は,スイカの皮をキュウリの代わりに使って料理するのもいいと思います.

なお,スイカの皮に含まれるリコピンとβカロテンは油溶性です.要は油に溶けやすい性質を持っています.そのため,キュウリの代わりに使う際も,単品で食べるのではなく(ドレッシングなど)と一緒に食べてください(漬物の調味料にごま油を入れている理由でもあります).

今年の夏も暑くなりそうです.熱中症を注意しながら作業をしなければならないキツイ季節となりますが,こういったレシピは夏バテ予防にもなりますのでおススメです.

それでは,また次稿お会いしましょう.

ABOUT ME
技術士ビシカ
【職業】ものづくりを愛する製造系エンジニア 【保有資格】 技術士(化学部門),エネルギー管理士(熱),ボイラー技士(特級,一級,二級),高圧ガス製造保安責任者(第一種冷凍機械,甲種化学),甲種危険物取扱者,公害防止管理者(大気関係第1種,水質関係第1種),第一種衛生管理者、第一種作業環境測定士(金属類、有機溶剤,特定化学物質)など 【好きな言葉】 『大丈夫.心配ない.なんとかなる.』(一休禅師)『化学の力は無限大』